昨日、「7月7日〜7月31日までクロマグロ採捕禁止」という内容が水産庁のホームページで発表されました。
ここ数年マグロ釣りでは、トン数制限がある釣りであるという事はわかっていたとはいえ、早すぎて気持ちがついていきません。
7月度は、たった6日間のクロマグロ釣りで禁止。
もっと細かく言えば、私のマグロ釣り海域では6日間の間で、1日しか出港する事が出来ない天候だったため、
実質、1日でクロマグロ釣りの禁止となりました。
同じ地域の方々もきっと同じ条件状況だと思います。
さらに、私がクロマグロ釣りで、よく行く北海道の積丹では、例年7月中旬から8月がハイシーズンです。
道外同様に6月上旬、7月上旬からスタートしたい気持ちがあっても、
この海域には、まだクロマグロがほぼいません！！！
先日、1日だけ出港出来た日も一日中、探し回り何度かの跳ねがやっと見られる程度の様子でした。
ハイシーズンに差し掛かる目前で禁止決定は、本当に悲しい気持ちでいっぱいになります。
今年から申告海域も同時に発表となっているので見てみると、現在はほとんど南日本。
クロマグロは南から北上するお魚なので、早い時期は暖かい南から釣れる事がわかります。
ただ、採捕禁止になるタイミングは全国一斉。
北海道側にもクロマグロ釣りに行くチャンスが欲しいと素直に思ってしまいます。
とは言え、日本全国のクロマグロ釣り民も早すぎる！！！と、みなさん同じことを思っているはずです。
少し愚痴っぽくなってしまいましたが、どうしても不利で理不尽な状況に納得がまだ出来ません。
ところが、年々クロマグロ釣りの規制は徐々に変わっていっている事も事実です。
地域別枠など、まだまだ規制が変わっていく事も大いに考えられます！
ただ、今のトン数制限が少し増えようと、地域別枠になろうと、現状ではすぐに採捕禁止になる状況は変わらない所もあるかもしれません。
日本全国のマグロアングラーが1日でも長くマグロ釣りを楽しめるように協力し枠を大切に使う事もとても大切な事だと思います。
このままでは、クロマグロ釣りをする人口もどんどん減っていってしまうでしょうし、
始めてみようと思う方もいなくなってしまうのではないかと思います。
普段の生活では、なかなか味わえない興奮と感動を与えてくれるクロマグロ釣り！！
違うフィールドであっても、クロマグロ釣りという共通した趣味を持つ方々がいて、共感出来る人がいるという事はとても嬉しい事です！
クロマグロ釣り規制については、さまざまな考え方や想いが生まれる事柄だと思います。
本日は、私が置かれている条件や状況の視点からの想いを記載させて頂きました。
今後のクロマグロ釣りが、今より良い方向に向かって変わっていく事を願っています。
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