クロマグロ釣りが2025年7月月4日(金曜日)から7月31日(木曜日)までの間、採捕禁止となりました。
水産庁の方々は、規制について毎年少しづつ考えてくださり、
本年度は、毎月均等に5トンの割り当てに変更となりました。
ところが、今年は例年の様に禁止期間が2ヶ月連続などではなくなったものの、毎月月初の3〜5日で捕獲禁止という事態になってしまいました。
本当に短すぎるという一言に尽きます。
例年と今年の規制のあり方を比べてみても、どちらが良いとも思えず、もどかしい気持ちになってしまいます。
私がよく挑んでいる北海道の日本海側積丹では、只今クロマグロの第一陣が到着したぐらいで、まだシーズンに突入したかしていないかという時期。
そのため、ハイシーズン前に禁止という非常に残念な状況です。
全国的にクロマグロが釣れる様になって嬉しい反面、あっという間の禁止で本当に悲しく寂しいです。
そして、遠征釣行する方々は、何ヶ月も前からクロマグロ釣りの準備だけではなく、お仕事の都合をつけたり、車中泊の準備、宿泊施設の予約等をしています。
クロマグロ釣りが禁止になった事により、全て無駄になる所か、予約キャンセル料まで支払わなければいけない状況に陥る。
という胸が痛くなるお話をお伺いする事も多々あります。
そして、今年から始めようと全て準備をして船の予約までしたにも関わらず、禁止期間になってしまい挑めず。
その後の解禁日は、船の予約も取れずシーズンが終わってしまうため、今年のクロマグロ釣りは断念。
来年から始めるしか選択肢がない。
というやり切れないお話もお伺いしました。
ただでさえ、クロマグロ釣りの準備したり挑んたりするには莫大なお金や時間を要します。
そのため、一大決心をして挑む方が大半だと思います。
こんな状況では、クロマグロ釣りを引退してしまう人も増えてしまうでしょうし、
これから、クロマグロ釣りをしてみたいという方々も躊躇してしまう状況ではないかと思います。
この短い解禁期間にクロマグロ釣りに挑める人はごく僅か。
尚且つ、挑めたからと言って必ずクロマグロと出会えるわけではないため、
クロマグロ釣りに挑めてクロマグロとファイトできた方は、宝くじに当たったようなものです。
軽く幻の釣り感覚に感じてしまいます。
以下、水産庁よりクロマグロ遊漁の現状と課題です。
https://www.jfa.maff.go.jp/j/suisin/s_kouiki/kuromaguro_yugyo/attach/pdf/241204-3.pdf
難しい問題であり、今後もこの問題と課題を少しずつでも、釣り人と漁業者共に納得がいく良い方向に向かってくれる事を願うばかりです。
現状は、与えられた状況で全力で楽しむしかないのが事実です。
私のメインフィールドでは、例年、来月8月もまだシーズン中のため、
悔いが残らないように月初に挑めるだけ挑もうと決心しています。
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