先日、ブログで釣り保険について加入した話を書きました😃
そこで、気になったのが釣りにおける海難事故!!
せっかく保険にも加入したので海難事故について調べてみました😊
第一管区海上保安本部の統計資料を参考に調べました✨
第一管区海上保安本部とは、
「主に北海道地方のオホーツク海、ならびに北海道、北方領土を管轄範囲とする、海上保安庁の管区海上保安本部の一つである。」
ですので、北海道のみの統計になります。
まず、気になったのが、船釣りと陸釣り、どちらが事故や死亡者が多いのか?
そこで、陸釣りで参考にした資料は、
《マリンレジャーに伴う海浜事故》
https://www.kaiho.mlit.go.jp/01kanku/toukei/jinshin_jiko/r1_marire.pdf
こちらでみてみると、
事故に関しては「事故者数」があります。
死者・行方不明者に関しては「釣り中」という区分があり、「死者・行方不明者(再掲)」という欄が詳細にあります。
次に、船釣りで参考にした資料は、
《過去5年間の船舶海難統計資料》
https://www.kaiho.mlit.go.jp/01kanku/toukei/senpaku_kainan/r1_kainantoukei.pdf
こちらでみてみると、漁船、プレジャー、貨物船、その他の区分は、一緒になっておりますが、
「船舶海難隻数並びに、船舶海難に伴う死亡・行方不明者数」という記載があります。
※事故数比較(過去5年間)
※死亡・行方不明者数の比較
上記、2点をこちらの統計で比較しました。
※事故数比較(過去5年間)
・マリンレジャーに伴う海浜事故(陸) 176件
・過去5年間の船舶海難統計資料(船) 498件
圧倒的に船の方が多くなっています。
ただし、こちらには運航不能の事故 (何かにぶつかった、とかではなく船の故障による運航不能)199件が含まれています。
それでも、事故件数だけ見ると倍近くの事故が発生しています。
※死亡・行方不明者数の比較(5年間合計)
・マリンレジャーに伴う海浜事故(陸) 47名(釣り中のみ)
・船舶海難統計資料(船) 27名(漁船、プレジャー、貨物、その他すべて含む)
となっており、過去5年間の死亡・行方不明者数の数だけでいうと圧倒的に陸釣りの方が
死者数や行方不明者数が多いことが伺えます。
船釣りの人口数と陸釣りの人口数で違いがあります。
陸釣りでは、釣り区分があり純粋に釣り中の事故や死亡、行方不明者数とあり明確。
ですが、船舶事故は、全ての船舶(漁船、プレジャー、貨物、その他すべて含む)での合算となっています。
なので、この統計が全ての判断基準になる訳ではありません。
ここからは、私の憶測です。
事故数だけを見ると、圧倒的に陸釣りの方が安全。
ただし、行方不明、死亡者を見ると、、
船釣りは、遊漁船かプレジャーボートでの出航が主だと思いますが、海が荒れていたり予報だと中止になる事が多い。
陸釣りは、海や河が多少荒れていても自己判断になりがち、せっかく釣り場まで来たから少しだけ釣行しよう、という自己判断が多くなる。
のではないかな?と思います。
あとは、ライフジャケットの着用率。
船釣りは、義務付けられていますが、陸釣りでは、やはり自己判断。この辺りもかなり関係ありそうな気がします。
そのため、北海道では、死亡、又は行方不明者だけを比較すると船釣りの方が安全という結論に達しました。
とはいえ、これからも安全を心がけて釣りを楽しみたいと思います😊
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